レイクの過払い金請求を自分でする方法と返還率・期間・デメリット

レイクの過払い金請求を自分でする方法と返還率・期間・デメリット

レイクで過払い金請求をする際、「過払い金請求は自分でできるものなのか?」「自分でやって費用をなるべく抑えたい!」といった考えが浮かぶのではないでしょうか。

結論からいえば、レイクの過払い金請求を自力ですること自体は不可能ではないものの、なかなかむずかしい問題です。

レイクに対して、過払い金請求をする多くの人は司法書士や弁護士といったプロに依頼をしています。

司法書士や弁護士に支払う費用をかけないようにすることだけを優先して考えてしまうと、損をする可能性があるので気をつけましょう。

レイクの過払い金請求を自分でする方法はどんなものなのかを始め、なぜむずかしいものなのか、デメリットは何があるのかについて説明していきます。

過払い金請求を自分ですべきか否かを判断するための参考にしてみてください。

レイクの過払い金請求を自分でした時の対応と返還率やかかる期間

司法書士や弁護士といったプロにレイクの過払い金請求の依頼をした場合、話し合いによる交渉なら約80%の返還率で期間としては約3カ月になります。

裁判になった場合には最短でも約5カ月かかりますが、最大で100%の返還率になりますし、利息の請求も可能です。

しかし、あくまでもプロに依頼した場合の請求額と期間の目安なので、自分の力だけで過払い金請求をするとなればそうスムーズにはいきません。

自分で過払い金請求をした場合には、話し合いによる交渉でも約7カ月の期間がかかりますし、返還率も約50%です。

裁判をしたとしても返還率は約70%ですし、かかる期間については長い場合で1年を超えてしまう可能性もあります。

また、レイクの過払い金請求を自分でする際には、過払い金請求に関する知識や交渉力が欠かせません。

下手をすれば裁判で負けてしまうというリスクもあります。

いずれにしても、プロに依頼するよりも不利な状況に立たされる可能性が高いことは覚えておいたほうがいいでしょう。

レイクの過払い金請求を自分でするメリットとデメリット

結論からいってしまうと、レイクの過払い金請求を自分の力だけでしようとすると、メリットよりもデメリットのほうが多いです。

事前にどのようなメリットとデメリットがあるのかを知っておかなければ、後悔する可能性がありますし、損をする場合も考えられます。

そのような問題を避けるためにも、自分でレイクの過払い金請求をするメリットとデメリットについて知っておきましょう。

レイクの過払い金請求を自分でするメリット

最大かつ唯一のメリットとして考えられるのは、司法書士や弁護士に支払う費用がかからないという点のみです。

費用を少しでも抑えたいという人にとっては、自分の力だけで過払い金請求をする価値がある十分な理由だと思うかもしれません。

しかし、費用がかからないことだけに執着するのはおすすめできません。

メリット以上にデメリットが数多くありますから、その上で本当に費用の面を優先させるべきかを考えていきましょう。

レイクの過払い金請求を自分でするデメリット

手間と時間がかかる

自分で過払い金請求をする場合、必要書類の準備は過払い金の調査、過払い金の計算などに追われて時間や手間がかかるのがネックになります。

話し合いによる交渉で終わればまだそういった負担は重くならずにすみますが、裁判をするとなればより深刻です。

裁判のための書類が必要になってきますし、平日も裁判所へ赴く必要があるため、拘束される時間は増えてしまいます。

平日に時間を取られるので、多くの社会人は会社を休んだり、早引きしたりしなければならないという問題も付きまとうでしょう。

また、レイクは消費者金融の大手であるため、過払い金請求には慣れているといっても過言ではありません。

相手がプロの司法書士や弁護士ではなく、素人であることがわかれば、なかなか要望を受け入れてくれないという問題があります。

過払い金請求に関わる法の知識がなかったり、交渉力がなかったりすれば、レイクから上手く過払い金を請求することはむずかしいと考えるべきでしょう。

借入を返済中の方は督促や返済が止まらない

レイクに借金を返済中の場合、過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼をすると、その督促や返済を一旦停止させることができます。

借金を背負ってお金に余裕がない中で過払い金請求をすることになるわけですから、返済中の人や月の支払いが苦しいと感じている人にとっては大きな問題です。

経済状況が苦しい中、督促や返済があると精神的な負担が重くのしかかります。

そんな中で過払い金請求を進めていくのは過酷だと考えておいたほうがいいでしょう。

過払い金請求さえすれば督促や返済はストップするものだと誤解している人もいますが、これはあくまでもプロに依頼した場合に限られます。

自分自身の力だけで過払い金請求をしたとしても、督促や返済が止まることはありませんから注意しておきましょう。

督促や返済を止めて過払い金請求に集中したいという場合には、プロへの依頼が必要不可欠だということです。

返ってくる過払い金が少なくなる可能性がある

自分で過払い金請求をすると、本来返ってくるはずだった過払い金が少なくなってしまう可能性があります。

レイクの場合、交渉の相手が司法書士や弁護士ではなく、素人であれば返還率を低くしてくるためです。

これまで多くの過払い金請求に対応してきたレイクですから、交渉にも慣れています。

そのため、素人だと上手く言いくるめられてしまうので注意が必要です。

数々の過払い金請求に対応してきたレイクと、初めて過払い金請求を試みる素人では、どちらが有利になりやすいかは明白だといえるでしょう。

交渉力が高ければある程度不利にはなりにくいとはいえますが、それでもプロに依頼したときと同様の返還率で過払い金請求をするのは至難の業だと考えるべきです。

家族にバレるリスクがある

自分で過払い金請求をした場合、レイクからの郵送物や連絡はすべて自宅へと届きます。

裁判に発展した場合、レイクからだけではなく、裁判所からの郵送物や連絡も自宅に届くことになるので注意しなければなりません。

郵送物が多ければ、それだけ家族にバレてしまうリスクは高まると考えるべきでしょう。

一方で、司法書士や弁護士に依頼した場合には、レイクや裁判所からの連絡は事務所へと届けられます。

そのため、郵送物によって借金があったことや過払い金請求をしていることは家族にバレにくいです。

レイクや裁判所からの郵送物が届かなくなっても、司法書士や弁護士から連絡が来るようになっては意味がないと思うかもしれません。

しかし、事前に家族にバレたくないということを伝えておけば、郵送物の差出人や連絡先に関する配慮をしてくれます。

自宅に郵送物が届くこと自体を避けるのはむずかしい問題ではあるものの、郵送物に配慮がされていれば、それだけでバレるリスクは軽減できるといえるでしょう。

レイクの過払い金請求を自分でする方法

1.取引履歴をレイクから取り寄せる

自分でレイクに過払い金請求をする場合にまずすべきことといえば、取引履歴の取り寄せです。

取引履歴は借入時の利率、借入金額や日付、さらに返済履歴やその日付などが記載された重要な書類になります。

基本的な受け取り方法としては2通りです。

1つは窓口へ直接行って受け取る方法、そしてもう1つはお客様相談センターへ連絡をして郵送してもらう方法になります。

レイクの場合は、電話番号0120-153-909の新生フィナンシャル株式会社お問い合わせ窓口に連絡をしましょう。

電話をして郵送をお願いした場合、書面が新生フィナンシャル株式会社に到着してから、原則で15営業日以内に郵送されることになります。

ただし、電子データで照会できないような履歴の場合には、最大で30営業日かかってしまいます。

また、レイクは取引履歴を処分してしまっていることがあるため、注意しておいたほうがいいでしょう。

2.過払い金の計算(引き直し計算)をする

取引履歴が記載された書類を受け取ることができたら、その情報をもとに過払い金がいくら発生しているのかを計算することになります。

これがいわゆる引き直し計算です。

引き直し計算の方法は慣れていない人にとっては複雑ではありますが、エクセルが使用できるパソコンと利息計算ソフトがあれば簡単に計算できます。

利息計算ソフトはインターネット上で無料公開されているものがあるため、それを利用するといいでしょう。

過払い金がいくらあるのかを計算できたら、引き直し計算書の作成をしてください。

慣れている人であれば数時間あれば作成できるものなので、そこまでむずかしく考える必要はありません。

ただ、知識がまったくない人だと計算や書類作成のための時間は長くかかりやすいです。

それから計算結果を間違えてしまうと、返ってくる過払い金が少なくなってしまったり、下手をすればレイクに過払い金請求を断られてしまったりする可能性があるため、十分に気を付けましょう。

3.レイクへ過払い金返還請求書を送る

過払い金の額がはっきりとしたら、レイクへ送るための引き直し計算書と合わせて、過払い金返還書の作成もしておきましょう。

これらの書類が作成できたら、レイクへと内容証明郵便で送るようにしてください。

普通郵便でも送ること自体は可能ですが、普通郵便だと「過払い金返還請求書なんて届いていない」と上手く言い逃れされてしまう可能性があるため、きちんと内容証明郵便で送るのがポイントです。

内容証明郵便は、いつ・誰が・どこに送ったのかを証明できる郵便のことです。

そのため、普通郵便とは違って「届いていない」と言い逃れされてしまうことはまずありません。

普通郵便で送って反応がなかったり、言い逃れられてしまったりすると結局は内容証明郵便で送ることになります。

郵送代が無駄にかかってしまう可能性がありますから、最初から内容証明郵便で送るようにするのが賢明です。

過払い金返還書に記載する内容

過払い金返還書に記載する内容は以下です。

内容に不備がないかを確認しながら記載していきましょう。

  1. 日付
  2. 過払い金請求をする貸金業者名
  3. 過払い金請求をする貸金業者の代表名
  4. 自分の名前
  5. 住所
  6. 連絡先電話番号
  7. 振込口座名
  8. 口座番号
  9. 契約番号や会員番号
  10. 「利息を引き直し計算した結果、○○円の過払い金があることが判明したので返還の請求をする」といった内容

4.レイクの担当者と電話等で話し合いによる交渉(任意交渉)

レイクに過払い金返還請求書が無事に届いたら、いよいよ話し合いによる交渉が始まります。

いわゆる任意交渉というもので、レイク側から連絡が来ることになるので待ちましょう。

任意交渉では、過払い金の返還率や返還日、支払い方法などについての交渉がおこなわれます。

自分で交渉することになるので不利な状況に立たされやすいですが、先に紹介した返還率約50%を目安に交渉していきましょう。

レイクからの提案内容に納得することができれば和解となり、無事に過払い金が返還されます。

しかし、どうしても納得できないという場合には過払い金請求のための裁判が必要です。

5.過払い金請求返還訴訟の提起(裁判)

最初は必ず任意交渉をすることになりますが、話し合いによる交渉で和解ができなかった場合には裁判をすることになります。

裁判をするには、訴えの内容を記載した訴状や証拠説明書、取引履歴、引き直し計算書、それから過払い金請求をする貸金業者の情報が書かれた代表者事項証明書(登記簿謄本)が必要です。

月に1回のペースで口頭弁論会がおこなわれるため、裁判が始まった後でもレイクとの話し合いによる交渉は続くものだと考えておきましょう。

裁判で過払い金の返還をしてもらうためには、和解をするか、判決で勝訴するという2つの方法があります。

口頭弁論会で納得のいく条件が新たに出た場合には、そのまま和解するという方法もあるということです。

必要な書類が多いですし、さらなる交渉力も欠かせなくなってくるので、裁判に発展したという段階で司法書士や弁護士に依頼をするという人は少なくありません。

最後まで自力で過払い金請求をしなければならないというわけではありませんし、交渉力に自信がない場合には依頼を検討してみたほうがいいでしょう。

6.和解または判決で勝訴することでレイクから過払い金が返還

和解するか裁判で勝訴の判決を受けることができれば請求した過払い金は無事に返ってきます。

ただし、和解か勝訴をしたらすぐに返還されるというわけではなく、数カ月はかかるのが基本です。

大体の目安としては返還が決まってから2~4カ月程度ですが、和解内容や判決の内容によって変わってくるので、あくまでも参考として考えておきましょう。

返還金は自分の力だけで請求をした場合には直接振り込まれることになります。

司法書士や弁護士に依頼した場合には一度事務所の口座へ入金され、報酬が引かれた後に依頼者の口座へ送金されることが多いので覚えておきましょう。

自分でするか決める前に司法書士や弁護士に相談するのがオススメ

レイクの過払い金請求を自分でするのは簡単ではありません。

そのため、多くの人は司法書士か弁護士に依頼をした上で過払い金請求をしています。

それでも強く自分で過払い金請求をしたいと考えているのであれば、先に司法書士や弁護士に一度相談してみるのがおすすめです。

法律に詳しいプロですから、相談することで自分の状況に合った的確なアドバイスがもらえたり、より詳しいデメリットを説明してもらえたりします。

もう既に過払い金請求の手続きを自分で始めてしまっているという人でも、途中から司法書士や弁護士への依頼の切り替えることも可能です。

まずは、無料で相談できる事務所に連絡してみましょう。

相談することで、本当に自分の力だけで過払い金請求をすべきなのか、司法書士や弁護士に依頼したほうがいいのかを的確に判断できるものです。

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