レイクを過払い金請求した時のクレジットカードへの影響

レイクを過払い金請求した時のクレジットカードへの影響

払い過ぎた利息を取り返す過払い金請求。

借主または元借主が自分の財布を痛めて、違法なことをしていた業者を潤わせるのはおかしな話です。

平成18年よりも前から消費者金融からキャッシングをしていた人は一度過払い金が発生していないかを調べてみたほうが良いでしょう。

もっとも、もし過払い金請求をした業者のクレジットカードを含めすべてのクレジットカードを使えなくなるのであれば日常生活に支障が生じるかもしれません。

お金を新たに借りることがむずかしくなり、すべて現金で支払わなければならなくなるでしょう。

それはクレジットカードでの生活に慣れた人にはなかなか大変なことです。

そこで、過払い金請求を検討する人の多くが抱く「過払い金請求するとクレジットカードは使えなくなるの?」という疑問に回答します。

結論からすると、レイクの過払い金請求をしても基本的に他社のクレジットカードには影響しません。

ただし、一定の条件を満たすとクレジットカードをすべて使えなくなる可能性もあります。

これはレイクを相手にする場合に限った話ではありませんが、レイクに対する過払い金請求が他社のクレジットカードに及ぼす影響をみてみましょう。

レイクの過払い金請求をしても他社のクレジットカードには影響はない

請求する側からすると払い過ぎたお金を返して欲しいと考えるのはもっともなことですが、業者側からするといったん決めた利率を違法であると主張してお金を取り戻そうとする客は好ましい存在ではありません。

過払い金の額によってはクレジットカード会社の経済状況をかなり圧迫し、苦しめる存在です。

クレジットカード会社はクレジットカードを利用する人を自由に選ぶことができるので、好ましくない客と取引しないとすることもできます。

このため、レイクに過払い金請求をした場合、レイクと取引を継続することはほぼ不可能です。

もっとも、レイクに対する過払い金請求で他の業者がダメージを受けることはないため、レイクの過払い金請求をしても他社のクレジットカードに影響はありません。

例外的に一定の条件を満たすと他社のクレジットカードにも影響が及ぶので注意してください。

他社のクレジットカードに影響を及ぼす可能性がある条件

レイクに対する過払い金請求が他社のクレジットカードに影響を及ぼすのは、信用情報機関に事故情報が登録される場合です。

これをブラックリストに載るといいます。

ブラックリストに載ると、基本的に他の貸金業者からの借入れや新たなカードの作成、ローンを組むことなどができなくなります。

また、現在使用中のレイク以外のカードも更新時期に使用できなくなる可能性が高いでしょう。

レイクの過払い金請求でブラックリストにのってしまう条件

なぜ現金を払わなくてもクレジットカードで商品を購入したりサービスを利用したりできたかというと、クレジットカード会社が商品の販売業者に立て替え払いしているからです。

クレジットカード会社としては後日お金を支払ってもらえるのであれば特に問題ありません。

逆に、もしクレジットカード会社が立て替えてもその後支払われないとすれば、クレジットカード会社だけが損をすることになります。

営利目的である以上、お金が戻ってこないのにお金を立て替える不合理なことはしません。

つまり、クレジットカードの利用者に対する信用がクレジットカードの仕組みの前提なのです。

キャッシング枠についても同様です。

お金を貸しても利息を付けて返済してもらえないのであれば、貸す意味がありません。

そうであれば、クレジットカードの利用者の経済状況をチェックするシステムが必要です。

これがいわゆるブラックリストで、債務整理や支払いの滞納があるとブラックリストにその人の名前が載ります。

完済済みの業者に過払い金を請求する場合はブラックリストに載りませんが、返済中の業者に過払い金を請求すると債務整理(任意整理)をしたことになりブラックリストに載ります。

つまり、レイクに返済中の場合、発生した過払い金をまずレイクの借金の返済へあてますが、任意整理をしたことになるので、ブラックリストに載ります。

このとき過払い金で借金を全額返済できればブラックリストから消してもらえるので、ブラックリストに載っている場合、返済状況に不安があることになります。

また、レイクなど貸金業者への返済を数か月間怠っている場合にも借金を完済するまで信用情報機関に事故情報として登録され続けます。

ブラックリストに名前のある人にクレジットカードを利用させるとクレジットカード会社が損をする可能性が高いことになるのです。

このため、クレジットカード会社は定期的にブラックリストをチェックして、そのカードの利用者にクレジットカードを利用させても問題がないかを確認しています。

つまり、レイクから借入れがある状態でレイクに過払い金を請求するとブラックリストに名前が載り、他の貸金業者からの借入ができなくなり、他社のクレジットカードの利用に影響が生じるというわけです。

また、ブラックリストに載ると新たなカードを作成できなくなり、ローンの審査に通りにくくなります。

もっとも、クレジットカード会社はさまざまな事情を考慮してカードを作成するかを判断しているので、ブラックリストに名前が載っていてもカードを作成できることはあります。

クレジットカードはキャッシング枠のみが過払い金の対象

利息制限法では10万円未満の貸付けなら20%、10万円以上100万円未満なら18%、100万円以上なら15%までの金利しかとってはいけないと規定されています。

しかし、貸金業者は利息制限法を超える利息を徴収しても罰則が設けられていないこと、借主が自分の意志で支払うならその支払いを有効だとする規定があったことから、2006年頃まで29.2%の金利で貸し付けていました。

借主が利息制限法の制限を超えて支払った利息がいわゆる過払い金です。

クレジットカード機能のうち利息が関わるのはキャッシング枠のみなので、過払い金もキャッシング枠についてのみ生じていることになります。

ただし、過払い金請求時点でショッピングのローンが残っていた場合には、キャッシング枠で発生した過払い金をショッピング枠の返済に充てることになります。

そして、余ったお金が請求した人の手元に戻ってくることになります。

ショッピング枠の利用がある場合は要注意

クレジットカード会社に対する過払い金請求の対象となるのは、キャッシング枠のみです。

ショッピング枠は借金ではなく立替金なので、過払い金請求の対象になりません。

過払い金を差し引いても完済できなければ任意整理となってブラックリストに載ってしまうので、注意してください。

たとえば2003年頃からキャッシング枠、ショッピング枠の両方を継続して使用しており、2018年の時点で30万円の借入れがあり、ショッピングのローンも15万円残っていたとします。

このケースで100万円の過払い金が発生したとすると、キャッシングの返済額がゼロになり、ショッピングのローンも完済した後、55万円が手元に戻ります。

この場合、ブラックリストには載りません。

同様の事例で40万円の過払い金が発生したとすると、キャッシングの返済はすべて終わりますが、ショッピングのローンが5万円残ってしまいます。

この場合、ブラックリストに載る可能性が高く、ブラックリストに載るとレイクだけでなく他の貸金業者からも借入れができなくなります。

また、新たなクレジットカードを作成することもできません。

加えて、クレジットカードを使えなくなり、ローンの審査にも通りにくくなります。

ブラックリストに載せられたくないのであれば、時効のリスクのないことを条件として、完済させるかもう少し返済額を減らしてから過払い金請求をしたほうがいいでしょう。

ただし、弁護士や司法書士に依頼して手続きを進めるとその段階で任意整理に該当し、ブラックリストに載る可能性が高いので、過払い金の額などは自分で調べることになります。

この場合、弁護士等に依頼しないまでも手続き等に関する疑問点を相談して解決しておくと良いでしょう。

レイクに過払い金請求をした後にクレジットカードを作る

レイクからの借入れを返済した後、レイクに過払い請求をしてもブラックリストには載らないので、他社のクレジットカードに影響はありません。

過去に3カ月以上の延滞もなく、ブラックリストに載っていないのであれば、新たにクレジットカードを作る際の審査に支障が生じることもないでしょう。

一方、レイクに返済中にレイクに対し過払い金請求をするとブラックリストに載るので、審査に通らない可能性が高くなります。

過払い金請求をする前にまずは過払い金の計算をしよう

過払い金請求をするには、まず過払い金の有無・金額を調べる必要があります。

金利と返済期間がわかればおおよその目安はわかりますが、実際には返済の滞った月があるかもしれず、取引履歴の開示を請求してみなければきちんとした額はわかりません。

借主本人が取引履歴を請求することもできますが、利息制限法の上限を超えて支払った金額がいくらかを算定することはむずかしいでしょう。

実際よりも少ない金額を請求した場合、その請求額を超えて貸金業者が支払ってくれるとは期待しにくいので、手元に戻るお金が少なくなります。

逆に実際よりも多い金額を請求すると、当然レイクは支払いを拒絶してくるでしょう。

法律上の根拠に基づいて支払いを拒絶している場合はいいのですが、貸金業者の中には借主が法律に疎いことを理由に実務でおよそ認められない理由で支払いを拒絶してくる業者もあります。

レイクは大手とはいえ、裁判で争われており借主に分がある点を理由に支払いを拒絶してくる可能性は十分にあります。

時間が取れない場合や法律がむずかしくてわからない人は司法書士や弁護士に相談するのが簡単でいいでしょう。

精神的な負担も軽減され、楽になるはずです。

弁護士等に依頼すると報酬は必要ですが、完済した業者に対する過払い金請求を着手金無料でおこなってくれる事務所もあり、過払い金が発生していなかった場合に相談者が損をしない仕組みを採用しているところもあります。

2006年よりも前からキャッシングを利用していたならば、一度相談してみるといいでしょう。

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