レイクの過払い金請求の対応・返還率・期間 完全成功マニュアル【最新情報】

レイクの過払い金請求の対応・返還率・期間 完全成功マニュアル【最新情報】

レイクとは大手消費者金融会社のひとつで、平成20年9月から新生銀行グループの傘下に属しています。

多くの有名芸能人をCMで起用しており、「レ、レ、レイク」というキャッチフレーズがよく知られています。

その影響もあり、キャッシングやカードローンを利用する際に、真っ先にレイクの名前が頭に浮かぶ人も多いでしょう。

レイクは大手の新生銀行グループですので経営状態は比較的安定しています。

申し込みの手軽さ、審査のスピードが他社に比べて優れているので、人気のある消費者金融のひとつとなっています。

しかし、レイクはかつて貸付の金利を29.2%に設定している時期がありました。

この29.2%という数字は現在では違法な金利です。

現在の金利は利息制限法によって定められており、15%~20%の間に収まっている必要があります。

つまり、かつての違法な金利のときに返済した人の中には利息を払い過ぎている人がいると思われます。

この払い過ぎた利息を「過払い金」として請求することを過払い金請求といいます。

ここではレイクに対して過払い金請求をしたい人や、するべきかどうか迷っている人に向けて失敗しないための情報を提供していきます。

レイクから利息を取り戻せる過払い金請求とは

一昔前までは、多くの貸金業者は違法な金利で貸付をするところがほとんどでした。

いわゆるグレーゾーン金利と呼ばれるものです。

しかし、2010年の法改正によって貸金業者は金利の引き下げを実施しました。

レイクも29.2%という違法な金利を設定していましたが、この法改正をきっかけに2007年12月2日に金利を引き下げています。

現在は妥当な金利になっているとはいえ、違法な金利で既に返済してしまった人は利息を払い過ぎてしまっています。

払ってしまったお金はもう戻ってこないと考えるのは間違いです。

その過払い金を賃貸業者に請求し、取り戻すのが今回説明する「過払い金請求」です。

レイクの過払い金請求の対象となる人と現状の対応

過払い金請求は誰でもできるというわけではありません。

レイクに対して過払い金請求が可能な対象期間は2007年12月2日までに借入をした人たちです。

それ以後については金利が法改正されていますので対象にはなりません。

過払い金請求の対象者はだんだんと減ってきてはいるものの、まだまだたくさんいると想定されます。

そもそも、自分が金利を過払いしたことに気がついていない人も多いでしょう。

既に完済した人、返済中の人に関係なく過払い金が発生している可能性はあります。

レイクの過払い金請求への対応

レイクは大手だけあって、他社に比べて過払金返還請求に対する対応はスムーズです。

話し合いによる任意交渉でも約8割、裁判を起こせば満額回収に加えて利息の返還を狙うのも十分に可能でしょう。

ただし、返還率はあくまで目安ですので必ずではありません。

過払い金の返還率は、自分で手続きをするのか、司法書士や弁護士に依頼するかによって大きく変わってきます。

個人で請求をおこなうと、素人と甘くみられ5割~7割で手を打つ方向に話をもっていかれることもあり得ます。

また遅延利息分などを無視される可能性も高いです。

過払金の回収率を高くしたいのであれば、司法書士や弁護士の力を借りるのが無難といえるでしょう。

いくら?レイクで過払い金が発生しているか自分で計算してみる

過払い金請求をしようと思い立ったら、自分に過払い金が本当にあるのか、確認することが大切です。

過払い金は自分で計算することができます。

レイクから取引履歴を取り寄せ、それを元に引き直し計算をします。

引き直し計算をするためにはエクセルの入ったPCとインターネットで無料配布されている計算ソフトをダウンロードする必要があります。

現時点でまだ返済中だったり、延滞や滞納が発生していたり、途中で借入の追加をした場合は計算が複雑になります。

過払い金の計算にミスがあると、返済される過払い金が少なくなったり、最悪のケースではレイクに過払い金の請求を断られてしまったりすることもあります。

自分で計算した結果を過信しないようにしましょう。

正確性を求めるのであれば、司法書士や弁護士に相談するのがおすすめです。

事務所の中には無料で計算をしてくれるところもあるので、そういったところを探してみるのもよいでしょう。

どのくらい?レイクの過払い金請求にかかる期間と返還率の相場

レイクの過払い金請求にかかる期間は短くて約3カ月、返還率は80%~100%+利息が相場といわれています。

もちろん、すべての人がこのケースに当てはまるわけではありません。

返済や借入の状況次第では満額返還されない人もいるでしょう。

過払い金請求を実施する方法は大きく分けると2通りです。

話し合いによる任意交渉、もしくは過払金返還請求訴訟の提起、要するに裁判です。

任意交渉の場合、話がまとまれば返還にかかる期間が短くてすむのがメリットですが、返還率はあまり高くないのが実情です。

一方、裁判を起こした場合は期間が多少は長くなりますが、返還率は100%近くになりますし、利息分の返還も期待できます。

過払い金の額が大きいようであれば和解か裁判かの判断は慎重に考えた方が良いでしょう。

レイクに過払い金請求で知っておくべきデメリットとリスク

レイクに対して過払い金請求をすることで払い過ぎたお金が返ってくるのは、確かにメリットです。

しかし、過払い金請求は良いことばかりではありません。

状況によってはリスクを抱えたり、デメリットを受けたりする可能性もゼロではないのです。

どういった問題が発生するのか、知っておかないと後悔することになるでしょう。

時効期限をむかえると過払い金請求ができない

過払い金の請求はいつまでもできるというわけではなく、時効があることに注意してください。

レイクに対する過払い金請求は、レイクと最後に取引した日付から10年を経過すると時効が成立してしまいます。

時効が成立した場合は司法書士や弁護士に依頼したとしても、過払い金を回収することは不可能となります。

最後に取引した日とは、具体的にいうと「借金を完済した日」のことを指します。

完済した日が何年も前である人は早めに行動を起こす必要があるでしょう。

レイクから借入ができなくなる

レイクに対して過払い金請求を起こすと、レイクから新たな借入ができなくなることは覚えておきましょう。

所持しているレイクカードは解約扱いとなります。

ただ、レイク以外にも貸金業者はたくさんあります。

他のところで借入することはできますので、この点に関しては、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。

ブラックリストにのる可能がる

過払い金請求をすることでブラックリストにのることは基本的にはありません。

完済した借金に対して過払い金請求する場合であれば、まず問題は無いでしょう。

しかし、一定の条件に該当してしまうと、過払い金請求ではなく任意整理に切り替わってしまうので、ブラックリストにのるケースが出てきます。

一度でもブラックリストに載ってしまうと5年間は新規のクレジットカードを作ることができませんし、ローンの審査も通らなくなってしまいます。

また、レイクだけでなく他の貸金業者からの新たな借り入れもできなくなります。

借金に借金を重ねるような生活を送っているようであれば任意整理もひとつの手ですが、本当にそれで良いのかどうかはよく考える必要があるでしょう。

レイクの借入を返済中の方

ブラックリストにのる具体的な条件とは、レイクからの借入を返済中に過払い金請求をする場合です。

発生した過払い金を相殺し、返済中の借金をゼロにできればブラックリストにのることはありません。

過払い金を相殺しても、借金が残ってしまうと過払い金請求ではなく任意整理の手続きと認識されます。

任意整理は債務整理の一種です。

貸金業者に対して借金の減額を交渉するアプローチとなるので、ブラックリストにのる対象となります。

旧コーエークレジットからの借入を返済中の方

レイクは旧コーエークレジットと合併していることを知っているでしょうか。

旧コーエークレジットからの借入を返済中にレイクの過払い金請求をする場合は注意が必要です。

レイクで発生した過払い金は返済中の旧コーエークレジットの借り入れと相殺することが可能になっています。

この際、相殺させて完済できれば特に問題はありません。

しかし、仮に借り入れが残ってしまうとブラックリストにのる可能性が高くなることは理解しておいてください。

ブラックリストに乗ることで社会的地位が下がることはありませんが、色々と不便な思いをすることになります。

借金の残高はしっかりと確認しておくようにしましょう。

旧コーエークレジットも過払い金請求の対象となる

レイクと同様、旧コーエークレジットでも過払い金は発生しています。

以前に高金利で借り入れや返済をしていた人が対象です。

レイクと旧コーエークレジットは合併していますので、旧コーエークレジットの過払い金はレイクへ請求するようにしてください。

レイクに対しての借り入れで発生した過払い金、旧コーエークレジットに対しての借り入れで発生した過払い金、この2つは合わせて請求することが可能になっています。

どこに相談?過払い金請求を自分でするのか、司法書士や弁護士に依頼するのか

過払い金請求は何かとむずかしい面があるものの、やろうと思えば自分自身でやることができます。

もちろん、専門家である司法書士や弁護士に依頼することも可能です。

専門家に任せる方が失敗しにくく無難ですが、どちらの方が良いとは一概には言えないでしょう。

それぞれにメリット、デメリットがありますので事前に理解した上で決めるようにしてください。

過払い金請求を自分でするメリットとデメリット

自分で過払い金請求をするメリットは司法書士や弁護士に支払う報酬がないので費用が安くすむところです。

司法書士や弁護士に依頼すると相談料や着手金がかかり、事務所によっては精算手数料も必要になるので、かなり大きな出費となります。

しかし、自分ですべての手続きをしようとすると、返ってくる過払い金が少なくなったり、返還されるのにかかる期間が長くなったりするケースが多くなります。

自分だけの力で任意交渉をした場合の相場は返還率50%、期間は5ヶ月以上かかるといわれています。

裁判を起こしても70%返還できれば良いほうで、期間は半年から1年以上かかる場合もよくあります。

また、レイクや裁判所からの連絡によって身近な人にバレる可能性があるのも人によってはリスクでしょう。

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼するメリットとデメリット

過払い金請求を司法書士や弁護士に任せれば、自分でするよりも返還率が高くなり、期間も短くてすむ可能性が高くなるでしょう。

スムーズにいけば任意交渉で2ヶ月、裁判で4ヶ月のケースもあります。

返還率は80%~100%が一般的で、さらに利息分を取れる可能性も十分です。

ほとんどの手続きを変わりにやってもらえるので、自分の負担を大幅に減らすことができます。

返済中の場合は支払いや督促が止まるのもメリットでしょう。

家族に内緒で手続きができますので、貸金業者とのいざこざを家族に知られたくない人も安心です。

デメリットはやはり費用がかかるところです。

また、司法書士や弁護士の事務所はたくさんありますので、どこに任せれば良いのかよくわからなくなるかもしれません。

口コミや評判を元に探すのも良いですが、本当に信頼できるかどうかの判断はむずかしいところでしょう。

事務所のHPを確認して、無料相談ができるところがあればそこに行ってみてください。

相談を実際にしてみて信頼できると思ったところに任せるのがおすすめです。

過払い金請求はほとんどの人が司法書士や弁護士に依頼している

自分でやる選択肢はあるものの、過払い金請求の多くは司法書士や弁護士が担当するケースがほとんどといっても過言ではないでしょう。

過払い金請求は難易度が高く、時間や手間もかかります。

一般人が頑張ったところで、交渉に慣れている賃金業者に勝つのは容易ではありません。

上手く言いくるめられてしまい、いつのまにか本来より少ない金額で和解してしまうこともよくあります。

費用が多少かかるとしても、司法書士や弁護士に依頼する人が多いのが実情です。

いくらかかる?レイクの過払い金請求にかかる費用

過払い金請求にかかる費用は司法書士や弁護士に依頼する際の費用だけではありません。

自分で実施した場合も郵送代などの諸経費は多少かかります。

また裁判を起こした場合は当然かかる費用はその分、大きくなります。

裁判では収入印紙代、郵券代、代表者事項証明書の取得代などが必要になることを覚えておきましょう。

司法書士や弁護士に依頼した場合は相談料、着手金、基本報酬、成功報酬などが請求されます。

具体的な額は事務所によってさまざまですし、相談料や着手金を無料にしている事務所もたくさんあります。

過払い金の調査、および計算を無料でおこなってくれる事務所もあります。

過払い金請求の体験談

800万円を超える借金を自己破産しました。

  • 年齢:40代
  • 職業:会社員
  • 性別:男性

私は競馬が原因で借金をしました。最初のきっかけは、友人に競馬に誘われたことです。その時見事に当たり、そこからのめり込むようになりました。しかし、それ以降はなかなか当てることかできず、今思えばそこでやめておけば良かったのですが、あの当たった快感が忘れられず、つい続けてしまいました。次第にかけるお金が給料だけでは足りなくなり、借金をするようになりました。当時は、いつか大金を当ててまとめて返せば良いと、あまり深く考えていませんでした。そして当たらないまま時間は過ぎ、気がつけば借金は800万円を超えていました。借金の返済で給料はほとんどなくなり、食事も満足にできない生活となりました。

さすがに今の状況はまずいと思い、弁護士事務所へ債務整理の相談に行きました。担当してくれた弁護士さんによると、まともに返済できる金額ではないので自己破産した方がいいとのことでした。会社にはバレないということも教えていただいたので、自己破産する手続きをお願いしました。そして無事に借金はなくなりました。今回自己破産をして、もう借金に悩まされないという安心感を感じる一方で、とんでもないことをしてしまったと、とても後悔しています。

債務整理のおかげで買い物地獄から脱却できた

  • 年齢:30代
  • 職業:OL
  • 性別:女性

私はずっとクレジットカードで買い物をしてきました。欲しい物があるから買うのではなく、ただ「買い物をする」という行為が楽しくて買い続けていました。今となっては、何を買っていたのかほとんど思い出せません。子供の頃から買い物をするとすぐにお金を使い切ってしまう癖があったので、クレジットカードは緊急の時以外は使わないようにしよう、と心に決めていたのですが、つい使ってしまいあっと言う間に限度額を超えてしまいました。

クレジットカードの返済にキャッシングを利用するようになり、それもあっと言う間に限度額を越えました。キャッシング借り入れ残高はどんどん膨らんでいき、いつの間にかローン地獄にはまってしまいました。クレジットカード会社を含む5社から借金をしてしまい、どうしようもなくなった私は債務整理を行うことにしました。親族から司法書士を紹介され、ようやく踏み切ることができたのです。 その後は、今までとは打って変わって真面目な生活に変わりました。毎日毎日、ただ淡々と借金を返す日々。そのおかげで、5年かけて320万円を返すことができました。社会的な信用を無くし、家族にも随分と迷惑を掛けてしまいました。自業自得ですが、長い間苦しい思いをしてきました。しかし時間を戻す事はできません。できるのは、痛みを教訓にして同じ過ちをしない事だけです。今後はこのような事がないよう固く心に誓い、新しい人生を歩んでいきたいと思っています。

マイホームを守りながら債務整理を行った体験の詳細

  • 年齢:50代
  • 職業:会社員
  • 性別:男性

仕事が順調な時に長期ローンを組んでマイホームを購入しましたが、後になって仕事の業績が悪化し、収入が大きく減ってしまったことがありました。マイホームは手放したくなかったのでローンの返済を優先し、生活費は借り入れで補う暮らしを続けていたため、遂には収入だけでの返済が難しい状況に陥ってしまい、非常に困りました。債務整理も検討しましたが資産であるマイホームを失うことを危惧して躊躇していた中、親戚から資産を失わずに債務整理が出来る個人再生について教わったのが決断に至った経緯です。

個人再生は住宅資金特別条項に基づき、住宅ローン以外の債務整理を進めることが出来るメリットがあります。この条項を知った時はこれこそマイホームを守りながら借金を減らす最良の方法だと確信しました。個人再生は裁判所を介して手続きを進めるので、法律の専門家である弁護士に代行を依頼しました。代行に関する手数料はかかりましたが、記載ミスなどのトラブルが無い、迅速な手続きが出来たのが依頼して良かった点です。個人再生の申請が通ったことにより、住宅ローン以外の債務が大幅に減額され、マイホームに暮らしながら生活の立て直しを図ることが可能になりました。

自己破産を実行した理由の詳細について

  • 年齢:40代
  • 職業:会社員
  • 性別:男性

私が債務整理の一種である自己破産を実行したのは債務の金額が多くなりすぎてしまい、自身の収入だけでは返済が出来ないと判断したためです。当初は貸金業者からのキャッシングだけだったのですぐに返済出来ると思っていましたが、収入が減ったことや病気を患って多額の治療費を支払ったことなどが要因で借り入れ額が増え、複数の貸金業者への返済に迫られる多重債務者になってしまいました。借金を返すために別の業者から新たに借り入れを行う生活が続きましたが、限界を感じてしまい、法的な手続きに沿った返済義務の消失を実行するに至った次第です。

自己破産は法律の知識が必要になるので、私は金融関係のトラブルに詳しい弁護士に自己破産手続きの代行をお願いしました。必要な書類の作成や手続きの申請など、手間がかかる行為のすべてを専門家に任せていたので一切の不便さを感じずに進めることが出来ました。裁判所での免責許可が通ったことで債務の返済義務が無くなり、生活が圧迫される不安が無くなったのは非常に満足出来た点です。自己破産時に放棄する必要がある高額な資産を所持していなかったこともあり、全体の手続きは数か月ほどで済ませることが出来ました。

財産を放棄せずに実行出来る個人再生を選んだ体験について

  • 年齢:40代
  • 職業:自営業
  • 性別:男性

生活上の問題から複数の貸金業者を利用し、債務額が自身の収入を超えるほどになったことがありました。生活費を削って返済を続けていましたが、いずれは破たんしてしまう可能性が高かったので債務整理を行うことも考えていました。当時の私は債務整理の知識が乏しく、自身の現状にはどのような方法が適しているのかが把握出来ずにいましたが、知り合いから紹介された弁護士に相談したことで個人再生が最適な方法であることを理解出来たのは大きな収穫だと感じました。個人再生は裁判所を介して手続きを行う債務整理の一種ですが、所有している資産を保持したまま債務額を減らせるのが大きな特徴なので、自宅や乗用車を持っている私にはぴったりだと思えました。

個人再生の対象条件である、返済能力はあるものの破産の危険性が高い状態に合致していたので申請が無事に通り、個人再生が適用されました。その結果、債務額を大幅に減らすことが出来たので現実的な返済計画を構築することが可能になりました。自宅をはじめとする資産を放棄せずに済んだのも個人再生を選んで良かったと思えた点です。現在でも返済は続いていますが、毎月の返済額も減額されたので支払いによる家計への圧迫が無くなり、生活に余裕を持たせることが出来ました。

きっかけは3万円のご祝儀からでした

  • 年齢:40代
  • 職業:OL
  • 性別:女性

私はもともと、借金をする人の話を聞くと「なんでそんなことを」と思うくらい、借金に抵抗感を覚える人間でした。しかし、27歳の時に勤務していた中小企業が、実は資金繰りが厳しかったらしく、夜逃げ同然で倒産しました。しかも、タイミング悪く、学生時代の友人の結婚式が2か月で3件も入る状態だったので、いわゆる「ご祝儀貧乏」にもなってしまったのです。

さすがにお金が足りない、ということで、クレジットカードのキャッシング枠で3万円を借りました。ATMでお金を引き出す感覚で借りられてしまうので、「こんなに簡単なんだ」と思ったのも事実です。それからの私は、足りなくなれば借りる、が習慣づいてしまいました。半年ほどそんな生活を繰り返していたら、いつのまにか借入額が200万円にもなっていたのです。 「もうどうしていいかわからない」と絶望的な気分になっていた私は、地元の市役所がやっている無料法律相談に行きました。そこで債務整理について説明を受け、任意整理をすることにしたのです。この方法を使えば、債務者との話し合いにより、利息分をカットできるため、返済額を圧縮できるため、200万円あった借金を150万円までに減らせました。今は再就職も果たし、コツコツ働いて返済しています。「ほんのちょっとだから」と過信したのが、私の失敗の原因だったのでしょう。

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