【最短6ヵ月?!】オリコの過払い金請求にかかる期間の目安

【最短6ヵ月?!】オリコの過払い金請求にかかる期間の目安

オリコに対して過払い金の返還を請求するときに、気になるのが「過払い金が戻ってくるまでの期間」ではないでしょうか。

とくに、「早くお金が戻ってきてほしい!」と悩んでいる人にとっては、返還までの期間は短いにこしたことはないでしょう。

オリコに対して過払い金を請求する手続きは大きく2種類に分かれます。

「話し合いによる交渉(任意交渉)」によってオリコと和解する方法と、「裁判」をして決着をつける方法です。

一般的には、任意交渉をおこなっても和解がまとまらなかった場合に裁判をおこすことになります。

ですから、任意交渉で解決できるか、それとも裁判までもつれこむかによって過払い金が戻ってくるまでの期間は大きく変わるといえるでしょう。

さらに、過払い金が戻ってくるまでの期間は「自分で過払い金請求手続きを行うか」「司法書士や弁護士に依頼するか」によっても影響を受けます。

ですから、過払い金をできるだけ早く返してほしいのであれば、どの方法によって返還請求をおこなうのがベストかを慎重に検討する必要があるのです。

オリコの過払い金請求にかかる期間の目安

まずは、オリコに対する過払い金請求手続きにかかる期間の目安をご紹介しましょう。

オリコに対して過払い金を請求した場合、解決(過払い金の返還)までに最短で6カ月はかかるとされています。

長くなると1年以上もかかる事例もあると思っておきましょう。

では、なぜこんなにもかかる期間に差があるのでしょうか。

それは、過払い金請求の手続きがスムーズにいくかどうかは、個人の借入状況や返済状況にかかっている部分が大きいといえるからです。

和解のための任意交渉や裁判の進み方は、その人の状況によって異なります。

ということは、過払い金が戻ってくるまでにかかる期間も、やはり人それぞれなのです。

最短6カ月というのはあくまで目安として参考までにとどめておき、過払い金が戻ってくるまでにかかる期間は自分の返済と借入状態しだいであることを覚えておきましょう。

自分の状況しだいで過払い金が戻ってくるまでの期間が変わるというのは、悪い意味ばかりではありません。

というのも、過払い金請求がトントン拍子に進めば、目安である6カ月よりも早まることがありうるからです。

過払い金請求後にオリコから過払い金が入金されるまでの期間の目安

では、オリコに対して過払い金請求をしてから、実際に過払い金が入金されるまでの期間について具体的に見ていきましょう。

過払い金請求から入金までは、だいたい2カ月から4カ月が目安とされています。

任意交渉(和解)や裁判結果(判決)の内容しだいで、かかる期間が変わってくると考えておきましょう。

オリコへの過払い金請求を自分でおこなうか、それとも司法書士や弁護士に頼むかによって、入金の流れも異なります。

司法書士や弁護士に依頼した場合は、戻ってきた過払い金がいったん司法書士や弁護士事務所の口座に振り込まれ、そこから依頼者に送金されるという流れになることが多いでしょう。

このときは、過払い金から司法書士・弁護士報酬がさし引かれた金額が送金されるため、過払い金の全額が自分の口座に振り込まれるわけではありません。

請求から入金までの期間をあわせて考えると、請求の手続きを始めてから最短8カ月で過払い金が自分の手元に戻ってくるといえます。

オリコへの過払い金請求を自分でするか司法書士や弁護士に依頼するか

オリコへの過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼するかどうかについて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

過払い金請求を自分でおこなうことで、司法書士や弁護士に費用を支払わずにすむというメリットがあるからです。

しかし、過払い金請求を自分でおこなう場合にはさまざまな面でデメリットもあります。

そのデメリットの1つは「お金が戻ってくるまでの期間が長くなりがち」という点です。

過払い金請求をする方法として「任意交渉(和解)」と「裁判」という2つの方法をご紹介しましたが、オリコの場合は裁判をすることで過払い金返還までの期間が短くなる可能性があります。

過払い金請求を自分でおこなった場合において、裁判まで自力でやりぬくとなると、最低でも約1年以上はかかるでしょう。

その点、司法書士や弁護士に依頼しておくと、たとえ裁判になったとしても約6カ月で解決できる可能性があるのです。

「できるだけ早くお金が返ってきてほしい」という人にとっては、過払い金が手元に戻ってくるまでの期間を大幅に短縮できるのは大きなメリットといえます。

オリコへの過払い金請求では、そういったメリットを踏まえて、多くの人が司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼しているのです。

自分でするのと司法書士や弁護士に依頼した場合にかかる期間が変わる理由

オリコに対する過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼することで、自分でおこなうよりもかかる期間を短くできる可能性が大きいのはなぜでしょうか。

それは、一言でいうなら「司法書士や弁護士は過払い金請求の専門家だから」です。

過払い金請求をスムーズに進めるためには「経験」「知識」「交渉力」の3つを備えておく必要があります。

過払い金請求の専門家である司法書士や弁護士は、過払い金の調査や計算についての「経験」が豊富です。

また、過払い金請求に必要な書類についての「知識」も備えているため、スムーズに準備を進めることができます。

そして、過払い金請求手続きに強い司法書士や弁護士なら、なによりもオリコとの交渉を有利にまとめるための「交渉力」を持っているのです。

過払い金請求の裁判をする場合には、満足できる結果を得るために、これら3つの要素がとくに重要といえるでしょう。

話し合いによる交渉で和解するか裁判をして解決するか

話し合いによる交渉か、それとも裁判で解決するかは個別の事情によってケースバイケースです。

しかし、オリコに対する過払い金請求においては、裁判をすることでお金が戻ってくるまでの期間が短くなる可能性があります。

オリコへ過払い金請求を始めてから解決するまでの目安となる期間は、話し合いによる交渉(任意交渉)なら最短8カ月、裁判なら6カ月です。

ただし、この最短期間は司法書士や弁護士に依頼した場合の目安であるため、自分でおこなう場合はもう少し長くかかる可能性を視野に入れておきましょう。

といっても、裁判をするとなるとほとんどの人が司法書士や弁護士に依頼します。

裁判には労力と時間、専門的な知識を要するため、自分でおこなうのはハードルが高いのです。

話し合いによる交渉までは自分でおこなっていても、裁判になってからは司法書士や弁護士に依頼する人もいます。

話し合いによる交渉は解決スピード重視、裁判は金額重視

オリコへの過払い金請求では、「話し合いによる交渉」と「裁判」のどちらを選ぶかによって、過払い金の返還率も変わってきます。

基本的に、話し合いによる交渉では請求した過払い金の100%が返ってくることはほとんどないと考えておきましょう。

話し合いによる交渉では、返還率が80%程度にとどまることが多いからです。

その点、裁判をすれば、請求した過払い金額の100%に加えて返還までの利息をも回収できる可能性が高くなります。

裁判には話し合いによる交渉で解決するよりも長い期間を要しますが、戻ってくる過払い金額を少しでも多くしたいのであればおすすめといえるでしょう。

司法書士や弁護士事務所のなかには、裁判を避けて話し合いによる交渉でのスピード解決をモットーとしているところもあります。

ですから、過払い金の返還率を少しでも高くすることを重視するなら、裁判まできっちりと視野にいれて手続きをしてくれる事務所を選ぶ必要があるのです。

オリコの過払い金請求の手続きの流れとかかる期間

ここからは、オリコに対する過払い金請求の流れをご説明しましょう。

過払い金請求の流れ自体は、自分でおこなう場合も司法書士や弁護士に依頼する場合でも、基本的には同じです。

しかし、司法書士や弁護士に依頼すれば、以下の1から5までの複雑な手続きを任せることができます。

オリコに対して自分で過払い金請求をしようと考えている人も、いったん手続きの流れをみてから、司法書士や弁護士に依頼するかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

1.取引履歴をオリコから取り寄せる

オリコへの過払い金請求の第一歩目は「取引履歴の取り寄せ」です。

取引履歴には、借入時の利率、借入金額やその日付、返済金額とその日付といった情報が記載されています。

この取引履歴をもとに、オリコに対して過払い金をいくら請求できるかを計算するのです。

取引履歴を取り寄せる方法は2種類あります。

1つは、オリコの窓口で直接受け取る方法で、もう1つがお客様相談センターに電話して郵送を依頼する方法です。

どちらを選んでも、開示申請手数料として1000円かかります。

郵送を依頼すると、原則として受付日から10日営業日以内に取引履歴が自宅に届くでしょう。

以下に、お客様相談センターの情報を載せているのでご利用ください。

株式会社オリエントコーポレーションお客様相談室:電話:03-5275-0211

2.過払い金の計算(引き直し計算)をする

取引履歴が手に入ったら、つづいては「過払い金の計算(引き直し計算)」です。

取引履歴に記載されている情報にもとづいて、払いすぎた利息を計算します。

インターネット上に無料の過払い金計算ソフトが公開されているので、エクセルが使えるパソコンを持っているのであれば利用してはいかがでしょうか。

過払い金が計算できたら、引き直し計算書を作成します。

過払い金計算は慣れている人なら数時間ですみますが、過払い金請求に関する知識がなく不慣れな場合だとそうはいきません。

また、計算を間違えると過払い金額が少なくなったり、オリコに返還を断られたりする可能性があるので注意が必要です。

3.オリコへ過払い金返還請求書を送る

請求する過払い金の額が判明したら、引き直し計算書と過払い金返還請求書を内容証明郵便でオリコに送付します。

内容証明郵便なら、送付日時や送った人、送り先が証明できるので、オリコが「過払い金返還請求書は届いていない」など主張することはできなくなるでしょう。

以下が、過払い金返還請求書に記載する内容です。

  1. 日付
  2. 過払い金請求をする貸金業者名
  3. 過払い金請求をする貸金業者の代表名
  4. 自分の名前
  5. 住所
  6. 連絡先電話番号
  7. 振込口座名
  8. 口座番号
  9. 契約番号や会員番号
  10. 「利息を引き直し計算した結果、○○円の過払い金があることが判明したので返還の請求をする」といった内容

4.オリコの担当者と電話等で話し合いによる交渉(任意交渉)

引き直し計算書と過払い金返還請求書を送ったら、いよいよオリコの担当者から連絡がきて話し合いによる交渉(任意交渉)が始まります。

この交渉で話し合うのは、過払い金の返還率、返還期日、支払い方法などについてです。

オリコからの提案に納得して和解を選ぶのであれば、「6」の手続きに進みましょう。

納得できない場合は過払い金返還請求の裁判を起こすことになります。

その場合は、次の「5」の手続きが必要です。

5.過払い金請求返還訴訟の提起(裁判)

話し合いによる交渉がまとまらなければ、裁判に進みます。

話し合いによる交渉までは自分でおこなっていても、裁判になってからは司法書士や弁護士に依頼する人も多いでしょう。

裁判には専門知識が必要であり、出廷などのために時間と手間がかかるからです。

裁判をするためには、訴状(訴えの内容について説明する文書)、証拠説明書、取引履歴や引き直し計算書をそろえなければいけません。

オリコは法人ですから、会社の情報が記載された代表者事項証明書(登記簿謄本)も忘れずに用意しましょう。

訴訟を提起したあとは月に1回のペースで口頭弁論が開かれ、その場で双方の主張を戦わせていきます。

ちなみに、裁判になってからも、裁判外ではオリコとの話し合いを並行して進める場合がほとんどです。

和解をまとめるか、裁判で決着をつけることで過払い金の返還が決定します。

6.和解または判決で勝訴することでオリコから過払い金が返還

話し合いによる交渉(和解)がまとまるか、裁判で勝訴することで過払い金の返還が決まります。

返還までには数カ月(2カ月から4カ月が目安)がかかると考えておきましょう。

この期間は和解や判決の内容によって長短が変わってくるので、2カ月から4カ月というのはあくまで参考程度にとどめておいてください。

司法書士や弁護士に依頼していた場合、過払い金はいったん司法書士や弁護士事務所の口座に振り込まれることが多いです。

その場合は、事務所の口座に振り込まれた過払い金から費用などをさし引いた金額が、自分の口座に送金されてきます。

オリコから過払い金を早く回収したいのか多く取り戻したいのかが重要

司法書士や弁護士に依頼するかどうかや、「話し合いによる交渉」と「裁判」のどちらを選ぶかによって、過払い金請求にかかる時間は変わってきます。

スピード解決を目指すことも、時間をかけてじっくりと解決していくこともできるのです。

話し合いによる交渉ならスピード解決が望めるかわりに返還率が低い傾向がありますし、裁判なら返還率は高くなっても時間がかかるでしょう。

どちらの方法にもメリットとデメリットがありますが、1ついえるのは「どちらを選ぶにせよ司法書士や弁護士に依頼するほうが早く解決できる」ということです。

司法書士や弁護士に依頼するときは、スピード解決を望むのか、戻ってくる過払い金を多くしたいのかといった自分の意向を必ず伝えるようにしましょう。

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